福井県FCとしての映画PRへの関わり:特別講演会@東京都荒川区

こんにちは、テッシーです。1月から目がかゆいのです…福井、意外と杉多い!?

映画『雪の花 ーともに在りてー』公開に合わせて、東京都荒川区の吉村昭記念文学館にて2025年1月26日(日)に公開記念、特別講演会が開催されました。

福井の歴史を多くの人に波及させ、理解を深めてもらいたい福井県と、映画の原作小説『雪の花』の著者である吉村昭 氏の出身が東京都荒川区ということで、福井県と荒川区が連携をして開催する今回の講演会、福井県としての映画のPRも兼ねて、私はそのお手伝いをさせていただいております。

私は映画を観てから講演を聞きましたが「実際はこうだったんだ」とか、当時の背景を聞くことで「なるほど〜」と頷くことが多く、映画をまだ観ていない方もきっと興味を喚起されたに違いない、と思わせるものがあり、とても学びのある講演でした。

歴史を知ってもらうために映画はとても適した媒体だと思ってましたが、さらにそう感じました。当時の状況を視覚的に知ることができるという点が一番なのですが、それ以外にも文献資料では分からない人間の感情や自分以外の歴史解釈を知ることできるという点でも「映画っていいな」と私に思わせてくれるからです。

映画って、感情だけではない色々なことに思いを馳せることができて、私の心をいつも豊かにしてくれます、そんな当たり前のことを再認識させてくれました。

iphone にて撮影

特集展示『雪の花 ーともに在りてー』展
https://www.yoshimurabungakukan.city.arakawa.tokyo.jp/info?pid=2258
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吉村昭の歴史小説『雪の花』(昭和63年 新潮文庫刊)を原作とする映画『雪の花 ーともに在りてー』(小泉堯史監督作品、出演:松坂桃李、芳根京子、役所広司)の全国公開を記念し、収蔵資料を中心に吉村昭自筆資料や関連作品を紹介します。また小泉堯史監督より寄贈の「雪の花 ―ともに在りて―」台本をはじめ、撮影で使用された小道具や衣裳、スチール、衣裳デザイン画のほか、黒澤明監督作品「赤ひげ」(昭和40年)の小道具で、本作でも使用された薬研(やげん)を展示します。
映画『雪の花 ーともに在りてー』特設サイト
https://movies.shochiku.co.jp/yukinohana/
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江戸時代末期、死に至る病として猛威を振るっていた疱瘡(天然痘)から人々を救うため、治療法を探し求めていた笠原良策(松坂桃李)は、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所広司)のもとで学ぶうち、種痘(予防接種)という方法を知る。種痘の実現のため藩や幕府を巻き込み、人々の命を守るために奔走する笠原良策の姿を描く。