小泉監督インタビューをYouTubeにて公開しました

福井で実施した映画『雪の花 ―ともに在りて―』監督インタビューをYouTubeチャンネル「テッシーのふくい時間」にて公開しました。今回の映像は、私が企画し、構成を組み立て、当日のインタビューまで担当したものです。福井県のフィルムコミッションに携わる地域おこし協力隊として、映画と地域の関係を言葉として残すことを目的に制作しました。

インタビューを通じて強く感じたのは、映画が土地と切り離せない表現であるという事実です。前編では、福井での撮影を振り返りながら、ロケ地がどのように作品の空気を支えたのかが語られます。場所が持つ歴史や質感は、演出の一部として機能し、観る者の想像力を導いていきます。風景は説明されるものではなく、体験されるものだという姿勢が印象に残りました。

後編では、制作の核心に触れる言葉が続きます。監督が最も心を動かされた場面、表現として強い意志を込めたセリフ、撮影中の忘れがたい出来事。それらは作品の裏側を紹介するエピソードにとどまらず、映画を作るという行為そのものの意味を示していました。作品は完成品であると同時に、観る人との関係の中で更新され続ける存在であるという視点が、静かな説得力をもって語られています。

「テッシーのふくい時間」は、東京と福井の二拠点で生活する私が、2024年11月から2027年10月まで地域おこし協力隊として取り組む福井の記録です。映画監督や作家、地域で活躍する方々との対話を通じて、人と文化の物語を積み重ねていきます。映像制作を軸にしながらも、福井という土地から生まれる多様なストーリーを丁寧に紹介していく場として育てていきたいと考えています。

今回のインタビューは、映画を語る映像であると同時に、地域の価値を見つめ直す記録でもあります。映画に関心のある方はもちろん、福井という土地の奥行きに触れてみたい方にもご覧いただければ嬉しく思います。

【小泉堯史監督インタビュー:前編】福井ロケの魅力と映画を見るチカラとは
https://www.youtube.com/watch?v=PGrR-mwjZKQ
 
【小泉堯史監督インタビュー:後編】映画制作のコダワリと伝えたいこと
https://www.youtube.com/watch?v=v0-lFT2lQPA
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『博士の愛した数式』『雨あがる』などで知られる小泉堯史監督が、映画『雪の花 ―ともに在りて―』の福井ロケについて語るスペシャルインタビュー前編。本映像では、監督が「心に残るロケ地」として挙げた福井県内の撮影場所、その景観がどのように映画の世界観を支えたのかを丁寧に語ります。監督ならではの言葉で、映画と土地、歴史の関係が紐解かれます。