「第10回あわら湯けむり映画祭」に参加してきました

こんにちは。テッシーです。

2025年3月9日(日)、あわら市で開催された「第10回あわら湯けむり映画祭」に参加してきました。北陸の名湯・あわら温泉を舞台に、映画と地域文化をつなげるこの映画祭は、今年で記念すべき10回目。

短編映画や自主制作映画が温泉街の施設で上映され、訪れる人々はスクリーンとともに町の空気も楽しめる、独自の魅力にあふれたイベントです。審査員には、映画『サクラサク』などで知られる田中光敏 監督が参加されており、その存在感と視点が映画祭全体に深みを加えていました。

私は福井県フィルムコミッションとして、それぞれの監督や関係者へご挨拶に伺い、地域で映画を育てるという視点がどれほど重要か、改めて考えさせられました。中でも田中 監督とのお話は、映画に込める想いや地域との向き合い方について語られ、私の心に響いてきたことを思い出します(緊張していたので)。

福井が持つロケーションの豊かさや人の温もりが、映像を通じてどう活かされていくのか、その可能性を感じる瞬間でもありました。

この映画祭の素晴らしいところは、プロとアマ、作り手と観客の垣根が低く、誰もが作品の世界に近づけることです。まだまだ知られていないのがもったいない。映画好きの方はもちろん、温泉旅行ついでの参加でも十分楽しめる内容なので、ぜひ多くの方に体験していただきたいと思います。

映画が持つ力と、地域が持つ物語。そのふたつが出会うこの映画祭には、心を動かす出会いと学びが詰まっていました。次回の開催も楽しみです。

今回は、NHKのTV取材ということで福井県フィルムコミッションの活動に同行していただきました。(北陸スペシャル:2025年4月4日放送)

iphone にて撮影

NHK 北陸スペシャル
北陸×コンテンツパワー 〜漫画・アニメ・映画が地域を変える〜:https://www.nhk.jp/p/ts/1JGR8XZNR8/episode/te/99W78152GW/
—–
北陸にゆかりのある漫画・アニメ・映画などのコンテンツが盛り上がりをみせている。金沢の景観や自然からインスピレーションを得たアニメ作品がテレビ界最高峰のエミー賞を受賞。また、能登を舞台にした作品が、復興を後押しする地域の力になったり、世界中にファンを作り出したりしている。地域にも世界にも影響を与える、北陸から生み出されるコンテンツパワーに迫る。